
顎関節症・歯ぎしり・食いしばり治療
〒166-0004東京都杉並区阿佐谷南1-17-15 第二紀文堂ビル2階
03-3314-8211
顎関節症・歯ぎしり・食いしばり治療
当院の顎関節症治療は、お一人おひとりの患者様に寄り添った、いき届いた診療を心掛けています。院長は豊富な経験と専門知識を持ち、患者様の年齢や生活習慣を考慮したオーダーメイドのアプローチを行っています。
当院では、顎関節症に伴う筋緊張や痛みを軽減するために、ボツリヌス(ボトックス)治療を積極的にご提案しています。これは、筋肉の過度の緊張を和らげ、痛みの緩和に寄与します。
各種検査と診断を通じて、患者様の個別の問題を特定し、従来の治療法に加え、新しいアプローチを採用しています。これにより、治療効果を最大限に引き出し、早期回復を目指します。
患者様の日常生活や習慣を十分に理解した上で、実践的なアドバイスを行います。
顎関節症は、顎の痛み、雑音、運動障害(口が開けにくい)の症状がある病気です。
一般的に最初は耳の前(顎関節)でカクカク音がするのに始まり、次第に痛み、口が開けにくいなどの症状が出てきます。
カクカク音がする症状のみの時は、症状の悪化を防ぐ方法、日常生活での注意点などを理解することが重要です。
また、痛み、口の開けづらさがあるときは、治療が必要になります。
顎関節症の原因にはまだ不明な点が多いですが、歯の欠損、かみしめなどの悪習癖など歯科医院で治療すれば改善する要素は多くあります。
従来は噛み合わせの悪さが原因だと考えられてきましたが、近年の研究で、噛み合わせは原因の一ではあるが、実際には多くの要因が絡んでいることがわかってきたました。その要因には、噛み合わせの不良のほか、顎関節そのものがもともと弱いなどといった構造上の問題、ストレスや不安などからくる顎の筋肉の緊張、外傷などもあると考えられます。また、日常生活における習慣や癖なども大きく影響していることがわかりました。例えば、頬づえや歯ぎしり、唇や頬の内側を噛む癖、食いしばり、片側の歯での偏った噛み方の癖、うつぶせ寝の習慣、猫背など。近年ではスマートフォンや携帯電話、パソコンの長時間に及ぶ操作なども原因の一つでもあります。
顎に負担をかけるような悪習癖を是正するための指導を行います。 特に、歯を食いしばったり、歯と歯を常に噛み合わせるような習癖があると、歯、顎関節、筋肉に負担がかかり、血流も悪くなるので、こういった習慣を正す方法(認知行動療法)などを提示します。 また、食事やその他習慣に関する注意事項を説明します。
関節円板(顎関節がスムーズに動くために上下の関節の骨の間にある、軟骨のような組織)が引っかかって口が開きづらくなっている場合は、適切な力を加えることで引っかかりを解除できる場合があります。 また、大きく開けた後に口が閉じなくなった(いわゆる「アゴが外れた」)場合は、適切な力を加えて元に戻します。
ストレッチを行うことで、靭帯を伸ばして関節を動きやすくし、関節と筋肉の血流を改善し、関節腔内の潤滑成分の分泌を促します。
院内で行うストレッチでは回数、頻度に限界があるので、自宅で行えるストレッチ方法を指導します。
代表的な方法は後日詳しく解説したページで紹介します。
顎関節に関わる筋肉の痛みやこわばりがある場合は、マッサージの仕方を紹介します。
代表的な方法は後日詳しく解説したページで紹介します。
夜間の歯ぎしりや食いしばりがあり顎関節症を悪化させているケースでは、歯ぎしり防止のマウスピースを作成します。 原則、就寝時のみ装着します。
マウスピースには次のような効果があります。
効果には個人差が大きく、劇的に改善する方もいれば全然変わらない方もいます。 費用は、保険の3割負担で5,000円程度です。
痛みが強い場合や、関節組織の損傷により炎症が起こっている場合は、鎮痛消炎薬の処方を行います。 周辺の筋肉のこわばりによって強い痛みが出ている場合は、筋弛緩薬を処方することもあります。
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