歯を失ってしまうということは物が十分に噛めなくなり、歯ぐきや顎骨などの組織を健康的に維持することが困難になります。
その結果、精神的な苦痛や全身的な健康にも害を及ぼすことになり、人生の楽しみを失ってしまうことにもなり兼ねません。約 40 年の臨床実績を誇る科学的根拠に基づく正しいインプラント治療はとても成功率が高く、現在までに全世界の数百万人の患者様が治療を受けています。また、インプラントの素材は純チタン製なので、生体親和性に優れていて身体にやさしく、安心です。
インプラント治療は人工歯根療法ともいわれ、歯の抜けた部分の歯槽骨にチタン製の インプラント ( 人工歯根 )を入れて使用します。
そのインプラントを支柱とし、その上に支台部(歯を直接支える部分)と人工の歯をしっかりと固定する治療法です。
チタンは長年の基礎的、臨床研究からインプラントの素材として最も安全であり、また顎の骨と結合することが確認されています。インプラントと顎の骨がしっかりと結合(オッセオインテグレーション)すれば、その上に丈夫で安定した歯を作ることが出来ます。
入れ歯では満足することが難しかった「食べる」、「話す」こともインプラント治療によりご自分の歯と同じような感覚を取り戻すことが出来るのです。
インプラント治療にはCT解析が必須です!
インプラント治療をする前の検査として、一般的にはレントゲン撮影による術前診査が行われます。ただし、レントゲン像は全顎的な審査を行うためにはとても有効ですが、インプラント治療の術前検査としては完璧ではありません。
それはインプラント手術では、神経管や血管の位置や骨幅、骨質などを 正確に診査・診断する必要があるからです。インプラント治療ではCTによる精密検査は欠かすことはできません。
インプラントの素材は、チタンで形成されています。40年以上の臨床研究により、チタンという素材が人体に拒絶反応を与えず、時間を経過することで、骨と結合する(オッセオインテグレーション)ことが確認されております。
このチタンの特性を利用し、人工的に歯の土台である歯根を造り、人工的な歯を立てることで、丈夫で安定した治療を施すことができるのです。
また、インプラント治療で使用するチタンは金属アレルギーの報告が最も少ないので、安心して治療を受けていただくことができます。