小児歯科

虫歯予防の効果があるフッ素塗布

フッ素に虫歯を予防する作用があることをご存知の方も多いのではないでしょうか?
フッ素を含む塗布剤で歯をコーティングすることによって虫歯を予防することができます。

※フッ素を塗るとどうして虫歯にならないのか?
歯は、食事をするたびに酸によって溶かされています。このままですと、誰もが酸によって虫歯になってしまいますが、唾液の成分で再石灰化することによって、歯は守られています。しかし、唾液だけでは、限界があります。そこで、フッ素が大変重要な役目を果たすのです。再石灰化する時に一緒にフッ素を取り込むことで歯が強くなり、酸に溶けにくい歯に生まれ変わるのです。ただし、一回使ったから強くなるというものではないので、日々使うことで効果的に歯を強く していきましょう。

シーラントとは?

シーラントは奥歯の噛みあわせの部分の溝にプラスチックを埋め込んで、その部分を虫歯予防しようという方法です。フッ素塗布がフッ素の膜によって歯を虫歯 から守る理論は同じと言えるでしょう。当院では、お子様のケースにより保険範囲内でシーラントをすることができますので、お気軽にご相談ください。

咬合誘導

乳歯のときにささいな癖(指しゃぶり)などで歯並びが悪くなってしまうことがあります。その徴候を早めに見つければ、少し成長の手助けをしてやるような簡単な矯正治療で済むことがあります。このことを咬合誘導と言います。

咬合誘導治療とは、専用の装置を使用してお子さまの成長の力をかりつつ、寝ている時間に顎を拡大したり、歯並びを改善しする治療法です。ワイヤーの矯正治療と違い取り外しもできるので、虫歯になりにくく見た目もきれいです。

妊婦さんの歯科治療

虫歯や歯周病予防の基本はプラークコントロールです。(プラークとは歯の表面に固着した、細菌などの塊のことです。)歯の表面がざらついていたりすると、たった2~3時間程度でプラークが作られてしまうこともあります。歯科医院で歯石などを取ると表面がツルツルな状態になり、プラークが付きにくくなります。また歯周ポケットに入り込んだ歯垢(プラーク)を自分で除去する事は難しいので歯医者で歯垢(プラーク)を除去してもらわなければなりません。妊娠中から産後は女性にとって最も虫歯、歯周病になりやすく、その後の人生の口腔環境を決定すると言っても過言ではありません。どうぞお気軽に当院にご相談下さい。